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長官鳥瞰

けが防ぐ環境づくりを=鈴木大地

 今月はトップアスリートの引退が相次いだ。レスリング女子で五輪3連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里さんに続き、19年ぶりとなる日本出身の横綱だった稀勢の里(現荒磯親方)も土俵を去った。まずは「お疲れ様でした」と申し上げたい。

 吉田さんに初めて会ったのは、2004年アテネ五輪の選手村だった。私は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の依頼で選手村内の反ドーピング施設を視察した。栄和人コーチ(当時)と話していると吉田さんも姿を見せ、「優勝おめでとう」「ありがとうございます」というやりとりがあった。とても初々しい印象が残っている。あれから15年近くも現役を続けてきたとは頭が下がる。

 また、稀勢の里には、昨年5月に日本相撲協会が開いた暴力の再発防止などに関する研修会の際にお会いした…

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