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ずさんな審査や手法で論文を掲載する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」。安易に業績を得る手段として使われています。

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「50分野同時開催」「1週間で参加決定」 手軽に“研究の跡” ハゲタカ学会体験者が証言

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ハゲタカ学会のイメージ
ハゲタカ学会のイメージ

 参加費収入が目的の「ハゲタカ学会」と疑いながら、パリなどで開かれた学会に参加した大学講師の50代男性が毎日新聞の取材に応じた。応募するとすぐ参加が認められ、研究分野の異なる研究者約30人がホテルの一室でそれぞれ研究発表したという。講師は「研究以外の業務が多く、こうした学会でしか発表機会を確保できなかった」と釈明した。

 講師は関東の私立大に勤務し、工学系が専門。トルコに拠点を置くとされる出版社が主催した国際学会に2回参加したという。

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