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今週の本棚

『エリザベスの友達』 著者・村田喜代子さん

村田喜代子さん

 ◆村田喜代子(むらた・きよこ)さん

 (新潮社・1944円)

認知症の心の世界に向き合う

 今作は、認知症を患い施設で介護を受ける高齢者たちが主人公の物語だ。死期が迫る中、かつて過ごした時間とその記憶のなかで生きる姿を描く。「認知症のお年寄り一人一人の中に、心の世界が広がっている。忘れられない時間や記憶があるんです」

 物語に登場するのは、施設入所者や家族、介護士ら。主人公の一人、97歳の初音は穏やかな生活を送るが、時折幻覚が見える認知症の女性だ。戦時中、中国の天津租界で暮らした初音は症状が進行するなか、当時の楽しい思い出や過去の記憶の海を漂うようになる。

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