メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

『エリザベスの友達』 著者・村田喜代子さん

村田喜代子さん

 ◆村田喜代子(むらた・きよこ)さん

 (新潮社・1944円)

認知症の心の世界に向き合う

 今作は、認知症を患い施設で介護を受ける高齢者たちが主人公の物語だ。死期が迫る中、かつて過ごした時間とその記憶のなかで生きる姿を描く。「認知症のお年寄り一人一人の中に、心の世界が広がっている。忘れられない時間や記憶があるんです」

 物語に登場するのは、施設入所者や家族、介護士ら。主人公の一人、97歳の初音は穏やかな生活を送るが、時折幻覚が見える認知症の女性だ。戦時中、中国の天津租界で暮らした初音は症状が進行するなか、当時の楽しい思い出や過去の記憶の海を漂うようになる。

この記事は有料記事です。

残り610文字(全文888文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「午後8時には閉めない」反旗を翻した外食チェーンの本気

  2. 「30%を切ったら危険水域」 菅内閣の支持率大幅低下に政府・与党危機感

  3. 「首相にふさわしい人」河野氏トップ 菅首相は3位に転落 毎日新聞世論調査

  4. 1.17生まれの前頭・照強「この日に相撲を取ることが責任」阪神大震災26年

  5. コロナで変わる世界 偽情報の規制が情報統制に デジタル世界の専門家が警告する「不安の増幅」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです