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絵ばなし

昭和傑作列伝 菊畑茂久馬『フジタよ眠れ』 殺戮の大画面を疾走

 <日曜カルチャー>

 「戦争画が返ってきたらしい」

 1970年春ごろ、福岡市の画家、菊畑茂久馬(35年生まれ)は東京・四谷で美学校の運営者だった今泉省彦(よしひこ)らとそんな言葉を交わした。

 終戦後に接収された戦争画153点が70年、アメリカから無期限貸与されたのだ。事実上の返還である。菊畑は「戦争画は日本の近代絵画で初めて殺戮相食(さつりくあいは)む群像を、緊迫感を持って描いたんだ! 敵も味方もあるもんか!」と今泉らに語った。

 71年に『美術手帖(てちょう)』編集長の福住治夫から、戦争画をテーマにした寄稿を依頼された。“戦争…

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