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海外の邦字紙

日系人世代交代で苦境 存続へ試行錯誤

最終号となったサンパウロ新聞の元日付新年特集号。「亥年(いどし)」であることを書家の揮毫(きごう)で示した

 世界最大の日系社会があるブラジルで、1946年創刊の邦字紙「サンパウロ新聞」が元日付紙面を最後に廃刊した。移民の世代交代で日本語を理解できる読者が減り、経営難に陥っていた。海外日系新聞放送協会(横浜市)によると、南北アメリカの邦字紙は80年ごろまでは20紙あったが、9紙になった。いずれも日系社会を支えてきたが、時代の移り変わりの中で経営改善に向けた試行錯誤が続く。【サンパウロ山本太一】

 「オピニオンリーダーとして日系コロニア(社会)の健全な発展を願い、その道筋をつけたと自負しております」。サンパウロ新聞の鈴木雅夫社長兼編集局長(68)は元日付の新年特集号で、同紙が果たした役割をこう総括した。近年の使命は日系1世や2世の営みの記録だと位置付け「移民個人史を残すことに力を注いできました。まだまだやり残したことが多く、心残りです」と心境を明かした。

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