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 母が入る老人ホームで亡父が残してくれたアコーディオンを弾いている。自己流だ。父は会社で音楽隊に入り、慰問演奏会に行っていたようだ。実家の仏壇の前のアコーディオンを見て、私が弾くのが父への供養と思った。ホームに置かせてもらい、練習している。アコーディオンが新しい居場所を得た。<2018年10月12日西部本社版掲載「アコーディオン」>

 お年寄りたちが「花鳥風月」の文字をそれぞれのペースで書いている。山口県岩国市のJR山陽新幹線新岩国駅近くにある通所介護施設「エブリデイサービス」の、今月9日の光景だ。

 一段落したところでこの施設の習字教室講師、樽本久美さん(56)=放課後児童教室支援員=が、アコーディオンを休養室から運んできた。「これから歌の時間です」と語り掛けて「故郷(ふるさと)」や「お正月」「スキー」「シャボン玉」など懐かしい曲を弾き始めた。

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