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公取委、製薬会社2社に立ち入り検査、ジェネリックで初 カルテルの疑い

 血中のリンの量を調整する薬剤「炭酸ランタン」のジェネリック(後発医薬品)について価格カルテルを結んでいた疑いが強まったとして、公正取引委員会は22日、日本ケミファ(東京都千代田区)とコーアイセイ(山形市)に独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査に入った。カルテルによって医療費の負担を軽減するジェネリックの意義が損なわれかねない疑惑が浮上した。ジェネリックに関する立ち入り検査は初めて。

 関係者によると、炭酸ランタンの先発品はバイエル薬品が販売。腎臓病などによって上昇した血中のリン濃度を下げる働きがある。2社は2018年ごろ、炭酸ランタンのジェネリックで、口内ですぐに溶ける「OD錠」についてカルテルを結び、卸値を上げた疑いがある。卸値が高止まりすると、薬価の改定に影響する可能性がある。

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