会員限定有料記事 毎日新聞
第73回毎日映画コンクールの各賞が発表された。日本映画大賞は「万引き家族」、日本映画優秀賞は「菊とギロチン」に決まった。メッセージ性の強い2作品が、2018年の代表作として選ばれた。
「万引き家族」(是枝裕和監督)は、昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを日本人監督の作品として21年ぶりに受賞。虐待や貧困など現代の課題に目を向けつつ、家族や血縁について考えさせる点が評価された。
同作で怠惰な母を演じた安藤サクラさんは女優主演賞、祖母役の故樹木希林さんは女優助演賞を受賞。是枝監督は「カンヌを含め、これほどの評価は想定外だったが、役者の力が大きかった」と喜びを語った。
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