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【モスクワ秋山信一、大前仁】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン露大統領と約3時間会談し、北方領土問題を含む平和条約締結に向けて協議した。両首脳は、北方領土問題について、日露両国で受け入れ可能な解決策を見いだすため、共同作業を進めることを確認した。
プーチン氏は会談後の共同記者発表で「平和条約の問題について多くの時間を割いて話し合った。相互に受け入れ可能な解決策を目指したいと考えている」と述べた。そのうえで「両国の多面的な関係の発展が必要だ」などと述べた。
一方、首相は、2月中に独・ミュンヘンで外相会談と次官級協議を行い、平和条約交渉を前進させるよう指示したと説明。「相互に受け入れ可能な解決策を見いだすため、私とプーチン氏のリーダーシップの下で力強く進める決意を確認した」と語った。
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