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和牛の受精卵・精液の流通を初調査へ 中国への不正持ち出し問題で

 和牛の受精卵が昨年、不正に中国へ持ち出された問題で、農林水産省は和牛の受精卵や精液の流通実態を確認する初の全国調査に乗り出している。23日には都道府県の担当者に調査協力を要請した。3月に調査結果をまとめ、流通履歴を記録・保存するトレーサビリティー対策を強化する方針だ。

     不正持ち出しは昨年7月に発覚した。中国当局が持ち込みを認めず中国国内に流出しなかったが、農水省は関与したとされる大阪府の男性を家畜伝染病予防法違反の疑いで刑事告発する方針を表明。和牛は海外で人気が高く、受精卵などが海外に流出すれば輸出増を目指す国内の畜産農家に打撃を与える。

     和牛の受精卵などの流通実態を把握するため農水省は昨年10月、精液や受精卵を生産する家畜人工授精所約1600カ所にアンケートを配布し、取引記録の管理方法などを確認。既に廃業・移転した施設もあったため、今回、開設を許可した都道府県に協力を要請し、稼働状況の確認と報告を求めた。

     また、農水省は1月から各施設に職員らを派遣し、聞き取り調査にも着手している。3月に結果をとりまとめ、流通履歴を記録・保存するトレーサビリティー対策の強化につなげ、再発防止を図る。【加藤明子】

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