リレーアタック

スマートキー悪用 解錠5秒、新手の車盗 屋外の特殊機器、室内の微弱電波拾う

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「リレーアタック」とみられる手口で車のドアを解錠する様子が防犯カメラに。不審な人物が両手で電気コードのようなものを持っている=東大阪市で2018年9月(住人男性提供)
「リレーアタック」とみられる手口で車のドアを解錠する様子が防犯カメラに。不審な人物が両手で電気コードのようなものを持っている=東大阪市で2018年9月(住人男性提供)

 車に近づくだけでドアの解錠やエンジン始動ができるスマートキーの特性を悪用し、車を盗む「リレーアタック」と呼ばれる手口が大阪府内で確認された。自宅に鍵を置いていても、特殊機器を使って屋外から鍵の電波を拾って解錠。大きな音を立てず、短時間で盗むのが特徴だ。海外から流入したとされる新手の手口で、警察は対策を呼び掛けている。【村田拓也、伊藤遥】

 スマートキーは、車と鍵の双方から出る電波の信号が一致することでドアを解錠する仕組みだが、電波は微弱なため車から1メートルほどの距離でないと反応しない。

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