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今冬のノルディックスキー・ジャンプ女子で、野沢温泉村出身の丸山希選手(20)=明大=が存在感を高めてきた。ワールドカップ(W杯)は開幕戦こそ予選落ちしたが、2戦目以降は30位以内をキープし、12日の札幌大会では自己最高の15位に入った。日本勢は近年、平昌五輪代表の4選手と、それ以外の選手の実力差が大きかったが、現在、W杯個人総合で日本勢5番手の27位に付ける。「今、楽しく飛べている。もっと上を目指したい」と日本の「4強」に迫ろうとしている。【江連能弘】
大学までジャンプを続けた兄・雄さん(25)、姉・純さん(23)の背中を追って小学1年からスキーのジャンプと距離を始めた。W杯出場経験もある純さんに「(地元で)女子が一人では嫌だから」と誘われたのがきっかけで、野沢温泉中まではノルディック複合もしたが、飯山高、明大にそれぞれ進学する時には「競技を続けるか悩んだ」と振り返る。
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