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高齢者とともに

ぶどうの家の半年/2 私たちが支える 利用者、その家族に伴走 /岡山

臨時の生活スペースが作り上げられ、ボランティアによる口腔(こうくう)ケアを受ける高齢者=岡山県倉敷市の真備公民館薗分館で、ぶどうの家提供

 倉敷市真備町地区の小規模多機能ホーム「ぶどうの家真備」の利用者には、逃げ遅れて犠牲になった人もいた。それでも代表の津田由起子さん(54)と職員らが奔走し、多くの人たちが指定避難所・薗(その)小学校(真備町市場)に避難できた。津田さんらにとって、それは長い伴走の始まりでもあった。

 利用者のほとんどが認知症や車椅子生活の人たち。多い人で1日に5回の訪問・通所サービスによって生活が支えられており、一般避難所では過ごせない。しかし、避難してすぐに近くの真備公民館薗分館(同)を開けてもらい、集会室に落ち着くことができた。一部の道路が通行できるようになると、職員たちが集まってきた。見慣れた顔を前にほっとした津田さんの目に涙が光る。「ここで、私たちが支える」。職員たちの中で自然とそれが共通の思いになっていった。

 他の避難所も回り、ばらばらになっていた利用者を探し集めた。集会室のカーペットの上にビニールシートを…

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