メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

クローズアップ2019

日露首脳会談 領土交渉の長期化必至

共同記者会見を終え、握手するプーチン露大統領(右)と安倍首相=モスクワで2019年1月22日、AP

 安倍晋三首相とプーチン露大統領による25回目の首脳会談は、北方領土問題を含む平和条約締結交渉で大きな進展がなかった。会談後の共同記者発表で、首相は交渉の進展ぶりをアピールしたが、プーチン氏は多くの時間を日本からの経済協力の期待に費やした。プーチン氏は条約締結には環境整備が必要とも指摘しており、交渉の長期化は避けられないとの見方が広がる。【光田宗義、チューリヒ(スイス北部)秋山信一、モスクワ大前仁】

 「さまざまな分野での協力の展望を率直に議論した。2019年の日露関係の素晴らしいスタートになった」。菅義偉官房長官は23日の記者会見で、首脳会談の結果を歓迎した。外務省幹部も「雰囲気は悪くなかった」と強調したが、日本にとって「本丸」と言える領土問題は具体的な進展がなかったようだ。

 会談は終始、プーチン氏のペースで進んだ。会談場所は、これまでの宮殿でなく、同じ敷地内の大統領府。安倍首相が会談中に「大変美しい建物で、執務室もあるとうかがった」と話を振ると、プーチン氏は「初めてですか」と応じ、自身の執務室に首相を約5分間案内した。午後4時台からの参加人数を拡大した会合は「ワーキング・ディナー」に移行。日本側からは「なぜ、この時間に食事なのか」との戸惑いが漏れた。

この記事は有料記事です。

残り1734文字(全文2268文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「佐川さんには私の目を見て話をしてほしい」 近畿財務局職員の妻雅子さん

  2. コロナ対策「アドバイザリーボード」再開 「夜の街」呼称やめ「社交飲食店」に

  3. 首相と菅氏、吉村知事を厚遇「リーダーシップに敬意」 小池氏と対照的

  4. どこへGo Toすれば… 外出配慮?旅行? 都民惑わす政策のちぐはぐ

  5. 感染者と同席「コロナパーティー」 「無敵」と参加の30歳死亡 「間違いだった」言い残し

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです