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平成の記憶

時代の伝言 平成の企業不祥事 持続可能経営、人材が鍵 弁護士・久保利英明さん(74)

久保利英明弁護士=宮武祐希撮影

 平成は元年のリクルート事件に始まり、バブル崩壊に伴う金融機関の不祥事、相次ぐ製造業の品質不正、そして日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の逮捕。時代の流れに応じて形を変えながら次から次へと出てきた。この30年間はまさに企業不祥事の連続だった。

 不祥事の形態が変わったとはいえ、背景に共通しているのは経営の失敗だ。経営がしっかりしていない理由はガバナンス(企業統治)が利いていないからだろう。競争が激化し経済のグローバル化が進むにつれて不祥事が増えてきた面もある。リストラやコストカットにとらわれるあまり、ガバナンスが手ぬるくなるのは当たり前だ。

 多くの企業はコンプライアンスの意味を誤解している。「法令順守」と訳されるが、そうなると「法律がない分野だから違反ではない」「納期を守るために一生懸命やったのだから悪くない」という論理になる。コンプライアンスとは社会的適合性であり、社会の要求した契約やルールを守ることが企業には求められている。

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