丹下健三の仕事を写した8ミリフィルム発見 計50分 建設過程や本人の姿も

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関係者とともに完成した鳥取県倉吉市庁舎を視察する丹下健三(右から2人目)=生田昭夫さん提供
関係者とともに完成した鳥取県倉吉市庁舎を視察する丹下健三(右から2人目)=生田昭夫さん提供

 広島平和記念公園(1955年)や国立代々木競技場(64年)、大阪万博会場(70年)などを手掛けた世界的な建築家、丹下健三(1913~2005)が50年代に設計に携わった鳥取県倉吉市庁舎の建設過程が分かる8ミリフィルムが市内の民家で見つかった。若かりし頃の丹下の姿も確認でき、専門家は「著名になる前の姿が映像として残されているのは珍しい」と話している。

 市庁舎は丹下と、丹下が東京大で師事した岸田日出刀(ひでと)(1899~1966)が共同設計し、56年に完成した。地上3階地下1階で、傾斜地に建つ。打ち放しコンクリートの素材感を生かしつつ水平線を強調した外観に、開放的な中庭も併せ持ち、和の意匠を導入する丹下作品の特徴が垣間見られる。2007年に国の登録有形文化財に選ばれた。

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