メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

若松孝二とその時代

(17)「止められるか、俺たちを」スタッフ座談会・上

「止められるか、俺たちを」のオープニング場面。右端は、若松プロの助監督だった故・吉積恵を演じる門脇麦さん。1960年代末から70年代初頭の擦れた空気感が漂う=若松プロ提供

 若松孝二監督の映画作りは低予算で、しかも短期間で仕上げることを求められるなど厳しい環境の中で繰り返されてきた。それを支えたのは「若松組」と呼ばれたスタッフたちだ。「若松孝二とその時代」第17回は、若松プロの新作「止められるか、俺たちを(止め俺)」で再結集したスタッフの座談会(上)をお届けする。顔を合わせたのは、監督の白石和彌、プロデューサーの大日方教史、脚本の井上淳一、撮影の辻智彦、照明の大久保礼司、助監督の井上亮太の6人。いずれも晩年の映画作りには欠かせなかった面々である。若松の死後それぞれ活動してきたが、1960年代末から70年代初めの若松プロを描いた「止め俺」で再結集した。若松監督の死後、悶々(もんもん)とした日々を過ごしてきた彼らは、今回の映画化に何を思い、どう向き合ってきたのか。笑いが絶えなかった座談会からは、若松のDNAを引き継ぐ映画人としての自負心と共に、これからも日本映画界をリードしていくという気概が感じられた。【鈴木隆】

この記事は有料記事です。

残り4893文字(全文5319文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 菅首相、初論戦は「逃げ」全集中 9月の約束「丁寧な説明」はどこへ

  2. 「ちびまる子ちゃん」ナレーション交代 キートン山田さん「番組はまだまだ“後半へつづく”」

  3. 「考える余裕はなかった」 太平洋戦争開戦79年を前に91歳が語る予科練生活

  4. 特集ワイド 「桜を見る会」スクープ、赤旗 視点変え、見えた腐敗

  5. 宅八郎さん死去 57歳 「おたく評論家」の肩書でテレビ番組出演

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです