インド

「女人禁制」揺れる 欧米型人権意識/伝統的価値観

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サバリマラ寺院への女性2人の参拝に抗議し、寺院のあるインド南部ケララ州首相の顔写真に靴をたたきつけるデモ参加者ら=ニューデリーで3日、ロイター
サバリマラ寺院への女性2人の参拝に抗議し、寺院のあるインド南部ケララ州首相の顔写真に靴をたたきつけるデモ参加者ら=ニューデリーで3日、ロイター

 インド南部で今月、「女人禁制」のヒンズー教寺院を女性が参拝したことをきっかけに、反対派と賛成派が衝突する事態になっている。インドでは女性の権利を重視する「欧米型」の人権意識と、宗教に基づく伝統的な価値観がたびたび対立してきた。さらに春に実施見込みの総選挙を前に、ヒンズー教徒への支持拡大を図りたい与党と最大野党が、ともに女性参拝反対の立場で問題に介入し、混乱に拍車がかかっている。【コチ(インド南部)で松井聡】

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