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経済観測

任せてみる勇気=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 気仙沼ニッティングで最近、20代のスタッフを何人か採用した。編み手の多くは50代以上、これまでのスタッフも30代以上だったこともあり、20代のスタッフは若く見え、やっていけるだろうかと少し心配もした。しかしふたを開けてみれば、本人たちは実に落ち着いていて、頼もしく仕事をしてくれている。「ああ、立派だなあ。若いのに大丈夫だろうかなんて、思ってはいけないなあ」と思いながら、ふと気づいた。私は28歳のときに社長になったのだ。

 当時は一人前な気がしていたが、周囲からは、どれだけ子どもに見えていたことだろう。それでも任せてくれた人がいて、応援してくれた人がいて、ついてきてくれた人たちがいたのだ。大変な勇気がいったことと思う。

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