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映画

「七つの会議」 2月1日公開 あなたの正義はなんですか

(C)2019映画「七つの会議」製作委員会

 中堅電機メーカーで起こった“事件”に巻き込まれていく会社幹部や社員を壮大なスケールで描いた累計100万部突破の池井戸潤の同名小説を映画化した「七つの会議」(毎日新聞社など製作委員会)が2月1日、全国公開される。企業社会が生み出す矛盾や、そこで働く人々の葛藤をミステリータッチで映し出した企業犯罪エンターテインメントだ。ひと癖もふた癖もある豪華な俳優陣と、「半沢直樹」「下町ロケット」などのドラマで池井戸作品の面白さをダイナミックに表現してきた福澤克雄監督が、サラリーマン社会にはびこる「闇」とそれを打破しようとする闘いを爽快感たっぷりに活写した。【鈴木隆】

 映画の主要な舞台となる中堅メーカーの東京建電は、まさに日本の会社組織の典型といってもいいほどだ。営業部と経理部の足の引っ張り合いに象徴される各部署の社内優位争いはどこの会社にもありそうだ。社内厚生の一つとして始めた社員によるドーナツ販売も、評判は良くても、部署間のいざこざに巻き込まれてなかなか正式な認可が下りない。

 出世への欲望ゆえ上司の顔色を見て望まぬ道を選んでしまったり、下請け会社にコストカットの圧力をかけたりするのは、日常的な事象だろう。中堅メーカーといえども、親会社から強いられる無理難題、役員異動などもよくある話だ。「七つの会議」の中のエピソードは、ことほどさように、私たちの身の回りにあふれかえっていることばかり。映画を見ながら「ウチの会社も」と感じる人は多いだろう。

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