サンゴ、緑に光り共生の藻を誘う 基礎生物研が解明
毎日新聞
2019/1/25 15:00(最終更新 1/25 15:01)
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サンゴは緑色に光ることで、体内に共生し栄養を供給してくれる「褐虫藻(かっちゅうそう)」を引き寄せていることを、自然科学研究機構・基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが明らかにした。地球温暖化に伴う海水温上昇で褐虫藻を失い「白化」したサンゴの回復に役立つ可能性がある成果という。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
サンゴと植物プランクトンの褐虫藻は互いに栄養分を供給しながら生きる共生関係にあるが、サンゴが海中の褐虫藻をどのようにして集めているかはナゾだった。
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