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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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第91回選抜高校野球

各地区の選考経過(その1)

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 <2019 第91回センバツ高校野球>

 ■北海道

 北海道大会で決勝に進んだ2校を選出した。創部10年目で初優勝し、明治神宮大会も制した札幌大谷は、140キロ超の速球を持つ本格派右腕・西原と制球力の際立つ技巧派の右横手・太田を軸にした投手力に加え、粘り強い打線と中高一貫校ならではのチームワークの良さが高い評価を得た。準優勝の札幌第一は全4試合で2桁安打を放った打力を買われた。ただし、両校とも失策の多い守備に注文をつけられた。

 ■東北

 東北大会で優勝した八戸学院光星は、走攻守のバランスの良さが評価された。右腕・後藤はスライダーを中心に打ち取る投球が持ち味。ピンチにも強く、大会防御率1.59と安定感は抜群だ。武岡、近藤らが軸の打線もつながりがある。同大会準優勝の盛岡大付は、左腕・阿部の投球術が高い評価を受けた。速球と変化球の使い分けは絶妙。4試合で45安打を放った攻撃力は全国でも上位に位置づけられる。打線はチャンスに強く、下位も長打を期待できる。

 ■関東・東京

 関東大会4強がまず順当に選出された。24年ぶりに優勝をした桐蔭学園は技巧派左腕・伊礼の粘り強い投球に加え、同大会で3本塁打を放った主将・森を中心とした打撃が高く評価された。準優勝の春日部共栄はエース右腕で4番の村田の投打にわたる活躍が支持され、いずれも継投策で勝ち上がった4強の山梨学院、習志野が続いた。東京は堅守で10年ぶりに優勝した国士舘を選んだ。

 6校目は関東大会8強の横浜と、東京大会準優勝の東海大菅生を比較した。安定感抜群の投球を見せた左腕・中村晃のいる東海大菅生を推す声もあったが、横浜は150キロ超の速球を武器に三振を量産した左腕・及川を擁することと、神奈川大会決勝で桐蔭学園に11-2で大勝したことが決め手となり、上回ると判断された。

 ■北信越

 北信越大会で決勝に進んだ2校が選ばれた。優勝した星稜は昨年のU18(18歳以下)アジア選手権高校日本代表の右腕・奥川が同大会で計33回を投げて自責点ゼロ。準々決勝では10連続三振を奪うなど抜群の安定感があり、他の投手も含めた層が厚いと判断された。準優勝の啓新は変化球を低めに集める右腕・安積から、内外角を巧みに投げ分ける右横手・浦松への継投策確立が好印象に。粘り強い試合運びで競り勝った総合力は4強までの他校を上回るとされた。

 ■東海

 東海大会優勝の東邦がまず選ばれた。全3試合2桁安打の打線は3番・石川を中心に切れ目がないと評され、準決勝で九回に5点差を追いついて延長十回逆転サヨナラ勝ちした粘り強さも持ち味だ。2校目は決勝で2-10で敗れた津田学園と、準決勝で東邦と延長戦を演じた中京学院大中京を比較。津田学園は右腕・前が140キロ台の直球と切れのあるスライダーを武器に安定感があり、前川が3試合連続本塁打と、投打の軸を擁して3勝した実績で選ばれた。<14面に続く>

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