フィリピン

イスラム自治政府住民投票 ミンダナオ6州市参加

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厳戒の中で実施されたイスラム自治政府への参加を問う住民投票=フィリピン・ミンダナオ島西部で2019年1月21日、AP
厳戒の中で実施されたイスラム自治政府への参加を問う住民投票=フィリピン・ミンダナオ島西部で2019年1月21日、AP

 【ジャカルタ武内彩】フィリピン・ミンダナオ島西部で21日に行われたイスラム自治政府への参加を問う住民投票で、選挙管理委員会が25日に結果を発表し、実施した7自治体のうち5州1市の参加が決まった。ただ、反対票が多数を占めながら規定上やむなく参加が決まった州があるほか、別の市では市長が投票結果に異議を唱えている。自治政府樹立で、半世紀近く続いたイスラム反政府勢力による闘争の完全な終結が期待されたが、和平定着にはまだ曲折がありそうだ。

 住民投票は2段階に分けて実施され、21日にはイスラム教徒自治区(ARMM)に属するマギンダナオ州など5州とコタバト、イサベラ両市で行われた。うちキリスト教徒住民が多いイサベラ市は反対多数で参加を拒否。一方、スールー州も票数では反対票が上回ったものの、ARMMの他の4州が参加するため規定により参加を拒否できないという、民意と結果の「ねじれ現象」が起きている。

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