メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

『抽象の力』 著者・岡崎乾二郎さん

岡崎乾二郎さん

 ◆著者・岡崎乾二郎(おかざき・けんじろう)さん

 (亜紀書房・4104円)

 副題は「近代芸術の解析」。造形作家で批評家としても活躍する著者が20世紀芸術の展開を根底から再考した。主柱をなすのは自身が企画し、愛知・豊田市美術館で一昨年開かれた展覧会「抽象の力」のために執筆した論考。それに大幅に加筆し、豊富な図版も収録した。

 出発点は「抽象芸術が正当に理解されていない」という危惧だという。「抽象はモダニズムの本質であり、本来は美術とデザイン双方を包み込むアバンギャルドな運動でした。それが次第に既存の枠組みに分断されて矮小(わいしょう)化され、単なる視覚的追求やデザインの意匠と誤読されるようになってしまった」

この記事は有料記事です。

残り671文字(全文976文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. なぜ首相は「痛感」した責任を取らない? 安倍流処世術、軽さの原点

  2. どこへGo Toすれば… 外出配慮?旅行? 都民惑わす政策のちぐはぐ

  3. 「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点

  4. 園児20人、保育士2人感染 東京・文京区の保育園 22日まで臨時休園

  5. 冷たい濁流に体力奪われ、姉らと抱き合い5時間…力尽く 熊本・芦北の酒井さん

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです