連載

見上げてごらん

科学や医療を巡るあらゆる出来事を永山悦子・医療プレミア編集長兼論説室が読み解きます。

連載一覧

見上げてごらん

ダウンの季節に=永山悦子

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 年末の寒波以降、東京でもダウンジャケットを手放せない。ダウンの上着は軽くて暖かく、安いものも増えている。何枚も持っているという人も多いだろう。

 ダウンは、ガチョウやアヒルなど水鳥の胸の綿毛のこと。1羽から数十グラムしかとれない。ダウンジャケットには約10羽分、羽毛布団には100~150羽分のダウンが入っている。大半を中国や欧州などからの輸入に頼る。

 もともとダウンは、水鳥の肉を食べた後の「ゴミ」を再利用してきた。最近は肉を安く提供しようと水鳥の飼育日数が短くなり、とれる羽毛の量が減っているほか、鳥インフルエンザの影響などから供給量が減少し、価格が上がっている。分量を確保するため、生きている水鳥からむしりとるほどになっているという。

この記事は有料記事です。

残り616文字(全文936文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集