沖縄戦
鉄の暴風 講義で継承 史料・証言、教材に 希望者は毎年定員超え 宜野湾・沖国大
毎日新聞
2019/1/28 西部夕刊
有料記事
1459文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
「鉄の暴風」といわれる壮絶な地上戦の末、沖縄県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦。その歴史を体系的に学ぶ科目「沖縄戦」を沖縄国際大(沖縄県宜野湾市)が2014年度から開講し、毎年定員を超える希望者が出ている。沖縄戦だけに焦点を絞った科目は全国でも珍しい。戦後74年を迎えて戦争体験の風化が懸念される中、講義が重要な「継承」の場となっている。【佐野格】
昨年11月6日の「沖縄戦」の講義。この日は、沖縄の防衛を担当した旧陸軍第32軍(沖縄守備軍)が沖縄戦前年の1944年3月に編成された経緯や、戦時中に県内に「慰安所」が作られたことなどが実在する史料に照らしながら紹介された。
この記事は有料記事です。
残り1171文字(全文1459文字)
時系列で見る
-
ひめゆり祈念館30年 高齢化する元学徒、若い職員が戦争体験を語り継ぎ
1319日前 -
100歳、今語る 元上等兵「戦争は不幸」
1319日前 -
基地あるゆえのリスク今も シュワブに眠る哀しみ 伝え続けるウチナーンチュたち
1319日前 -
100歳、今伝える 砲撃や飢え「悲惨な光景」 大阪
1320日前 -
戦火の記憶、生々しく 基地に土地奪われ 爆音の下で暮らす人々の「戦世」
1320日前 -
フェンスの向こうに消えた「古里」 86歳の元基地労働者が語る普天間飛行場
1321日前 -
海底の米軍艦 沖縄戦“語り部”に 九大研究センター CFで公開シンポ費募る
1322日前 -
どこまで知ってる? 戦後生まれ28人が入門書 学芸員や編集者も
1326日前 -
沖縄戦の日章旗、74年ぶり遺族に返る 「バンザイ・クリフ」で戦死 米兵が保管
1337日前 -
鉄の暴風 講義で継承 史料・証言、教材に 希望者は毎年定員超え 宜野湾・沖国大
1464日前 -
DNA鑑定 身元の判明なし 民間人も初対象
1495日前 -
民間人で身元判明なし
1495日前 -
戦死報告への返信、遺族の元に 元上官保管
1540日前 -
戦死の将校、形見孫へ 73年ぶり、壕の中で発見
1600日前 -
壕で奇跡の発見、陸軍将校「認識票」 遺族の元に
1600日前 -
語り継ぐ 周南で体験学ぶ集会 /山口
1633日前 -
「しまくとぅば」で 世代超えて継承 元学徒、亡き祖母の記憶忘れぬ 琉球大院生、研究テーマ生かし
1644日前 -
「しまくとぅば」で世代超え継承 孫の琉球大院生
1644日前 -
あす73年 日本軍が住民殺害、渡野喜屋事件 体験語る使命、母から私へ
1684日前