メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

公文書クライシス

福田氏の首相記録管理提言 歴史の解釈めぐり、後世が迷わぬよう

首相の文書管理の意義について話す福田康夫元首相=東京都港区で2018年12月18日、竹内紀臣撮影

 首相が政策判断に使った公文書が、廃棄や散逸の恐れにさらされている。首相が退任する際に保存するルールがないためだ。公文書管理法制定を主導した福田康夫元首相(82)は取材に応じ、ルール作りとともに、最終的な保存場所を国立公文書館に一本化するよう提言した。官邸や公邸の記録管理のあり方に一石を投じる提言の真意を聞いた。【大場弘行、松本惇】

 --首相の記録を保存するルールはなぜ必要なのですか。

 ◆ルールを作らないと保存しないからだ。日本の政治、行政のトップがしたことが分かる記録は残っていて当然。米国では政府が徹底して残している。日本の場合、首相が代わると首相執務室内の書類は一切残さず、空っぽにして次の首相に引き渡すという慣習がある。首相の中には、自宅や事務所に持ち帰る人もいる一方で、一銭の価値もないと思って捨ててしまう人や、誰かがきっと持っているだろうから、いらないという人もいる。官邸…

この記事は有料記事です。

残り2308文字(全文2702文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #排除する政治~学術会議問題を考える 「だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい」木村幹教授の痛烈投稿 その真意は

  2. ORICON NEWS 映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』興収15億円突破 週末ランキング6週連続TOP5

  3. 特集ワイド 首相、答えよ 田中真紀子元文科相×村上誠一郎元行革相 すり替え、安倍さんを踏襲/異論封じ込め「恐怖政治」に

  4. 大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算

  5. 自転車であおり、初逮捕へ 「桶川のひょっこり男」妨害運転容疑 埼玉県警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです