統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に

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特別監察委員会の中立性に疑念が生じている
特別監察委員会の中立性に疑念が生じている

 厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の不正調査問題で、同省の特別監察委員会(樋口美雄委員長)の外部有識者が行った元局長級職員らの聞き取りに、宮川晃厚労審議官と定塚(じょうづか)由美子官房長の同省の事務方最高幹部2人がそれぞれ同席していたことが判明した。定塚氏は質問もしていたという。

 定塚氏が28日夜、報道陣の取材に応じ明らかにした。監察委の調査では、一部の職員の聞き取りを同省職員が担っていたことが、24日に衆参両院の厚労委員会であった閉会中審査で判明。与野党から批判を浴び、同省は再調査を始めた。

 厚労審議官は同省の事務方ナンバー2、官房長はナンバー3の立場。定塚氏は取材に、元局長級ら5人を聴取したとした上で「隠すつもりはまったくなかった。事務局の一員として自然と考えた。OB職員に対して厚労省の姿勢を示す意味だった」と述べた。宮川氏も3人の聞き取りに同席したと説明したが、「職員が現役かOBか確認できない」とした。

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