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第73回毎日映コンの顔

/1 是枝裕和/瀬々敬久/高坂希太郎

是枝裕和監督=藤井太郎撮影

 第73回毎日映画コンクールの受賞者・作品が決まった。3回にわたり受賞者の声を紹介する。初回は2018年の話題作を手がけた3人の監督のインタビューをお届けする。

 ◆日本映画大賞 「万引き家族」 是枝裕和

 真っ先に出てきたのは役者をたたえる言葉だった。「これほどの評価は予想外でした。役者の力が大きかったのだと感じています」。家族という大きなテーマを問いかけつつ、虐待や貧困などの現代性を盛り込み「是枝作品の集大成」と評価された。胸に響く演出は安藤サクラの女優主演賞、樹木希林の女優助演賞にもつながった。

 「サクラさんの演技は、僕は感心しながら見ていただけ。希林さんにも表情の指示なんてしていません」。撮影前の衣装合わせの時、樹木が部屋の隅に手招きして「今回はこの姿で行きたい」と自ら入れ歯を外して見せたという。「こうした提案は僕の作品の方向性を決める指針にもなってきた。今、途方に暮れています」。樹木の逝去をそう惜しむ。

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