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 夜討ち、朝駆け。日本の新聞記者なら、ほとんど誰もが経験する取材手法です。若いころは警察官が相手です。昼間の警察署では公式発表しか聞けないので、自宅などにおじゃまし匿名で情報を聞きだす狙いです。簡単に話してもらえるはずもなく、むしろ嫌がられるのですが、取材相手に食らいつく努力の一環です。

 記者は政治家や経済人にも夜討ち、朝駆けをしています。ワシントン特派員が米政権幹部の自宅をアポなしで訪れ、「撃ち殺されるぞ」と警告されて1回でやめたという逸話も本人から聞きました。

 同僚の日下部聡記者(東京本社統合デジタル取材センター副部長)は、警視庁などを担当し、こうした手法について疑問を持ちました。相手に食い込もうとするうちに、権力側の考えに染まったり、情報操作に加担したりする危険があるのでは、と。

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