鯨肉「竜田揚げ」給食に 捕鯨の歴史学ぶ 宮城・女川

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クジラの竜田揚げをほおばる児童ら=宮城県女川町の女川小で2019年1月28日、百武信幸撮影
クジラの竜田揚げをほおばる児童ら=宮城県女川町の女川小で2019年1月28日、百武信幸撮影

 かつて町の産業を支えた捕鯨の歴史を学び、クジラの食文化を引き継ごうと、宮城県女川町は28日、町立女川小、中学校の給食でクジラの竜田揚げを振る舞った。鯨肉は調査捕鯨で得られた副産物で、政府の国際捕鯨委員会(IWC)脱退決定に伴い商業捕鯨再開も見込まれ、鯨肉が再び一般的になる可能性もある。子供たちは昔は給食の定番だった鯨肉を、珍しそうに味わった。

 町によると、水産加工会社の日本水産(ニッスイ)が1950年に町内に事業所を設立。捕鯨船18隻で年間200~300頭が女川港に水揚げされ、鯨肉や歯やヒゲ、油などの加工産業が町の経済を支え、家庭の食卓や学校給食でも親しまれていた。だがクジラの頭数減もあり、76年に事業所が閉鎖された。

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