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雪合戦の国際大会 77人が熱戦 初代王者は上海チーム 群馬・みなかみ

雪合戦の参加者たち=みなかみ町藤原の水上高原ホテル200で、2019年1月28日、西銘研志郎撮影

 雪になじみの薄い国の人たちに日本の冬の魅力を知ってもらおうと「雪合戦 Asia Cup in みなかみ」(実行委員会主催)が28日、群馬県みなかみ町藤原の水上高原ホテル200で開かれた。東南アジアを中心とした八つの国と地域の観光客ら77人が参加し、氷点下2度前後の寒さの中、全身で雪合戦を堪能した。冬場は訪日観光客が減るため、企画した大手旅行会社のJTBとみなかみ町は今後、雪合戦を通じて集客を狙う。【西銘研志郎】

     このイベントは、JTBが、「東京からほど近く良質な雪が見込める」として、みなかみ町観光協会に依頼して今年初めて開いた。インターネット上などで参加者を募集し、参加した国・地域は、台湾▽上海(中国)▽北京(中国)▽タイ▽ベトナム▽フィリピン▽シンガポール▽インドネシア。

     1チームは7人。長さ36メートル、幅10メートルのコートで、2チームが両サイドに分かれ、敵全員に雪球を当てるか敵陣に置かれた旗を奪えば勝ち。3分の制限時間内に敵に当てきれなかったり旗を奪えなかったりした場合は、残っているメンバーの数が多いチームが勝者となる。

     家族9人で参加した台湾チームは3位入賞。大学院生の林建廷(リンシェインティン)さん(24)は「雪合戦は初めて! 雪玉を当てたりよけたりするのはスリルがあって楽しい。また来年もみなかみに来たい」と笑顔を浮かべた。

     インドネシアチームは東京にある在日インドネシア人向けの学校の生徒が参加した。インドネシア語で「マジェ(進め)! マジェ! マジェ!」とチームを指揮した来日2年目の中学2年、ティエリ・ジュノルさん(14)は「インドネシアに雪はないから」と雪の感触を楽しんでいた。

     初代王者に輝いたのは職場の仲間11人で参加した上海チーム。メンバーは、人工雪で遊べるテーマパークで働いており、大会前、練習を重ねて参加した。初めて天然の雪を見た解海杰(シェハイジェ)さん(28)は「本物の雪は細かくて柔らかい。真っ白で感動しました」と胸を打たれた様子だった。上海チームは帰国後、雪合戦を中国でも広めるつもりという。

     JTBの坪井泰博・訪日インバウンドビジネス推進部長は「老若男女だれでも楽しめてチームで団結もできるのが雪合戦の魅力」と大会の成功を喜んでいた。

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