ベトナム人実習生解雇 「労組加入妨害」で雇用会社を提訴

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 愛知県の青果卸会社「東興青果」などに雇用され、北海道で農作業に従事していたベトナム人技能実習生21人が解雇された問題で、実習生が加入する札幌市の労働組合は29日、同社が組合加入を妨害したとして、220万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。また、労組は同日、同社が派遣先の請負農家に農業指導の実習を丸投げしたのは職業安定法違反(偽装請負)に当たるとして、技能実習適正化法に基づく受け入れ停止などの措置を取るよう国に申告した。

 訴状などによると、同社は今月8日、「実習生受け入れ制度から撤退する」などとしていずれも20代の女性21人の解雇を通知。このため、今月21日に7人、25日に11人の実習生が札幌中小労連・地域労働組合(札幌地域労組)に加入したが、同社は25日、「次の実習先が決まるまで生活費など給与を保障するが、労働組合に入ったら給与はない」と連絡し、実習生11人を労組から脱退させた。

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