入試問題「点訳ボランティア」が不足…視覚障害者の進路選択に影響も

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点訳した文書を指で触れて確認するボランティアの鈴木静代さん=東京都文京区で2018年12月7日、柳楽未来撮影
点訳した文書を指で触れて確認するボランティアの鈴木静代さん=東京都文京区で2018年12月7日、柳楽未来撮影

 全盲の視覚障害者が大学を受験する際、入試問題を点字に訳す「点訳ボランティア」が不足している。点訳の技術に加えて各教科の専門性が必要だが、高齢化している上に後継者が育っていない。現在でも点訳ボランティアが確保できないことを理由に志願者が受験校を絞るケースが出ており、このままでは視覚障害者の進路選択に影響が出かねない。

 大学入試センター試験はあらかじめ点字の問題が用意されるが、各大学の個別試験ではほとんどの場合、「全国高等学校長協会入試点訳事業部」(東京都)が点訳ボランティアや教員を大学に派遣する。交通費などは大学側が負担する。

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