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SUNDAY LIBRARY

上原 隆・評『何があってもおかしくない』『海街diary9 行ってくる』

小さな町に住む人たちが互いを思いながら生きている

◆『何があってもおかしくない』エリザベス・ストラウト/著 小川高義/訳(早川書房/税別2300円)

◆『海街diary9 行ってくる』吉田秋生・著(小学館/税別574円)

 去年から区のバウンドテニスサークルに参加している。週1回、中学校の体育館へ行く。出かけるときはいつも億劫(おっくう)なのだが、2時間ほどボールを追いかけて打って、汗をかくと、帰りにはいつも爽やかな気分になっている。体を動かすことは精神的にも良いらしい。が、バウンドテニスの効用はそれだけではなかったのです。メンバーとのつながりができ、行動範囲が地域へと広がっていった。夏には「プールに行きませんか」と誘われた。小学生の頃に「タカシちゃんプール行こ」とシンちゃんに声をかけられて以来のことだ。年をとって、また子どもの頃のような地域とのつながりができ始めたことが愉快だ。

 エリザベス・ストラウト『何があってもおかしくない』(小川高義訳)は、アメリカ中西部の小さな町で暮ら…

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