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サッカー日本代表

大迫 復活2発!2大会ぶりアジア頂点王手、無失点イラン3発粉砕(スポニチ)

後半、先制ゴールを決め喜ぶ大迫=スポニチ提供

アジア杯準決勝 日本3-0イラン(2019年1月28日 UAE・アルアイン)

 やっぱり大迫は半端ない。日本は準決勝でイランを3-0で下し、優勝した11年大会以来の決勝進出を決めた。後半11分に5試合ぶりに先発復帰したFW大迫勇也(28=ブレーメン)が先制弾。今大会無失点のイランからゴールを奪うと、同22分には大迫のPKでリードを広げ、終了間際にはMF原口元気(27)が3点目を奪った。最強の敵を退けた森保ジャパンは2大会ぶり5度目の頂点を目指し、2月1日にUAE-カタールの勝者と対戦する。

     これがエースだ。0-0の後半11分。今大会無失点で鉄壁を誇るイラン守備陣を崩したのは、1次リーグトルクメニスタン戦(9日)以来、5試合ぶりのスタメン復帰を果たしたFW大迫だった。

     一瞬の隙を逃さなかった。MF南野が倒され、イラン守備陣が主審にノーファウルをアピール。だがボールはラインを割らない。諦めずにボールを追った南野がゴール前にピンポイントのクロスを放り込み、イランGKの前に入った大迫がヘッド。半端ない一発でネットを揺らした。

     「1次リーグ、決勝トーナメントと出場できない時間が続いていたので、チームのために点を取ろうと思っていた」

     ヒーローの声が弾む。22分には南野が得たPKをしっかり右隅に流し込み、この日2点目。前半途中には相手との小競り合いで一歩も引かない姿勢を見せるなど、改めて森保ジャパンに欠かせない存在であることを示した。

     右臀部(でんぶ)痛から戦列復帰した準々決勝のベトナム戦後は無言を貫いた。W杯ロシア大会でも試合前は言葉を発することを極力避けていた。胸に秘めていたのは「結果を出すことが全て。そこで出せなければ叩かれても仕方ないと割り切っている」という覚悟。復帰しただけで満足感はない。「ケガもあって、ふがいない気持ちが凄く強くて、ピッチの中のプレーで示そうと思っていた」。結果で応えることだけを考えていた。

     今大会4ゴール目。日本人の1大会の過去最多得点は00年レバノン大会の高原直泰と西沢明訓の5点で、その記録を更新できる可能性も浮上した。A代表では13年7月の東アジア杯オーストラリア戦以降、得点を挙げた試合は8勝2分け。FIFAランク29位のアジア最上位国で、公式戦では対アジア勢39試合無敗だった強敵を退け、“不敗神話”も継続させた。

     決勝は2月1日。「アジア杯を獲れれば(W杯後に入ってきた)若い選手の自信になるし、さらに強い日本になれる。しっかり切り替えて、次に臨みたい。結果だけ。勝つしかない」。エースの視線は戴冠のみを捉えている。日本代表を2大会ぶり5度目の頂点へと導くのは、背番号15しかいない。(スポニチ)

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