平野勇治さん死去

シネマテーク支配人葬儀 若すぎる死を悼む /愛知

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 27日に57歳で死去した名古屋市千種区今池のミニシアター「名古屋シネマテーク」支配人、平野勇治さんの葬儀が29日、近くの平安会館今池斎場でしめやかに営まれ、映画関係者や地元文化人ら約300人が参列した。1982年の開館当初からスタッフとして参画し、87年から30年あまり支配人を務めた。親交の深かった映画監督の園子温さんが前日の通夜に駆けつけ、この日は弔電を送るなど、名古屋を代表する映画人の早過ぎる死を悼んだ。

 喪主を務めた妻で演劇評論家の安住恭子さんによると、平野さんは昨年7月、膵臓(すいぞう)がんで余命4カ月と診断され、闘病を続けていた。安住さんは「『シネマテークで命を擦り減らすまで働いたことに後悔はない』という思いだった。『映画を見る人に映画をプレゼントしてきた』と言っていたが、通夜に参列してくれた一般客から『いい映画を見せてもらった』と聞き、ちゃんとプレゼントできたんだと思う」と話した。

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