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終(つい)の住処(すみか)、私たちとともに--。長崎県佐世保市の山あいに、さまざまな事情で飼い主のもとを離れた犬を預かり、家族のように一緒に暮らす家がある。昭和初期の家屋で人間と犬が同居する「老犬ホームのぞみ」だ。
市内中心部から車で約30分。大谷智美(ともみ)さん(39)は夫基史(もとふみ)さん(40)、8~19歳の子ども3人と暮らす。家の中では愛犬りゅうのほか、5匹前後の犬が自由に歩き回っている。
智美さんの祖父母が結婚する際に建てた築90年の家屋が空き家となり、家族で移り住んだのは一昨年夏。自力でリフォームしながら畑や裏山も開墾し、ドッグランも作った。
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