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<sui-setsu>
昔、昔、大昔、インドにリトゥパルナという王様がいた。薬効があるという木の大枝に付いた実と葉っぱの数を知りたくなった。
まず小枝に付いた実と葉を実際に数える。次に大枝が何本の小枝からなるかを数える。小枝の実と葉の数それぞれに小枝の本数をかけ、大枝2本分の数を推計した。実2095個、葉5000万枚。
紀元前400年ごろの「マハーバーラタ」という叙事詩に記された話で、記録に残る最古のサンプル統計という。
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