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記者の目

大学入試 迷走する民間英語試験 公平性考慮し引き返せ=金秀蓮(東京社会部)

東京都内で開かれた国立大学協会の総会。各大学の学長らが出席した=東京都千代田区で2019年1月23日、金秀蓮撮影

 大学入学共通テストに導入される英語の民間資格・検定試験について、国立大学82校のうち36校が2018年末時点で活用方法を決めていないことが毎日新聞のアンケートで明らかになった。国立大学協会が「受験生全員に民間試験とマークシート式の両方を課す」と基本方針を示してから1年余り。20年度の制度開始が1年数カ月後に迫る中、活用の可否や活用方法の決定が遅れているのは、受験機会の公平性の確保や評価方法の公平性など、懸念される問題が残されたままだからだ。

 昨年3月、私は本欄で民間試験導入への懸念や問題点に触れ、文部科学省は民間試験の導入を根本から考え直すべきだとした。その考えは今も変わらない。さらに今回は国大協にも伝えたい。「受験生全員に民間試験を課す」という基本方針は修正すべきだ。

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