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社会人野球の現在地

90回の節目を迎えた都市対抗野球大会。会社の業績や経済情勢の影響を受けながら、時代とともに変化する社会人チームを追いました。

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社会人野球の現在地

都市対抗野球90回 第1部・新興チーム/中 山岸ロジスターズ(静岡) 若き人材、幹部候補に

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仕事の合間に素振りをする主将の高橋慎弥=静岡県島田市で2018年12月20日、真下信幸撮影
仕事の合間に素振りをする主将の高橋慎弥=静岡県島田市で2018年12月20日、真下信幸撮影

社会人野球の現在地(いま)

 静岡県島田市を拠点とするクラブチーム「山岸ロジスターズ」の設立目的はいっぷう変わっている。「若い人材の確保のため」。母体企業、山岸運送のホームページには、そう記されている。

 社会人野球の企業チームは設立目的や存在意義に「会社のPR」や「社内の一体感の醸成」を挙げる場合が多い。飲料のトラック配送を主な事業とする同社は、運送業界の深刻な人材不足を解消しようと、野球部を設立したのだ。

 2017年の総務省の統計では、道路貨物運送業の全就業者の割合は、全産業の平均と比べて10、20代が約7ポイント低く、40、50代は約12ポイント高い。山岸運送グループでも正社員約300人の中心は40代以上で、山岸一弥社長(53)は「大きな不安があった」と明かす。

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