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青森県史の玉手箱

通史編を読む/31 傑出した思想家、安藤昌益 八戸から封建制批判 /青森

 E・H・ノーマンは、「忘れられた思想家-安藤昌益のこと」(岩波新書)において、日本歴史上、江戸時代に封建制社会を批判したのはたった一人、安藤昌益(1703~62年)のみであったと指摘した。

 このように傑出した思想家であった昌益は、なぜ本州最北の地、八戸にいたのであろうか。昌益の出身地は秋田県大館市の二井田である。京都で医学を学んだ後、安藤家を継ぐために故郷に帰る途中、江戸で八戸藩に仕える誰か(藩医の神山仙益か)と出会い、故郷に近い八戸にいっとき住んでみないかと誘われて八戸に来たのではなかろうか。昌益の医者としての力量のほかに、人物や識見が評価されて熱心に口説かれたものと思われる。

 昌益にとっても、八戸は全く見ず知らずの土地ではなかった。故郷の隣接地・鹿角には八戸から塩や木綿など…

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