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社会人野球の現在地

90回の節目を迎えた都市対抗野球大会。会社の業績や経済情勢の影響を受けながら、時代とともに変化する社会人チームを追いました。

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社会人野球の現在地

都市対抗野球90回 第1部・新興チーム/下 ミキハウス(大阪) 再出発、またドームへ

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右袖に「八尾市」と書かれたユニホームを着て練習するミキハウスの選手たち=石川裕士撮影
右袖に「八尾市」と書かれたユニホームを着て練習するミキハウスの選手たち=石川裕士撮影

社会人野球の現在地(いま)

 三重県伊賀市の専用球場で、赤いユニホームの選手たちが練習していた。右袖には赤地に白抜きで「八尾市」の3文字。子ども服ブランド「ミキハウス」を手がける三起商行の企業チームとして先月、廃部から13年ぶりに復活し、本社のある大阪府八尾市を所在地に再出発した。

 同社はスポーツ活動支援に熱心で、柔道男子で五輪3連覇の野村忠宏ら多くの五輪代表を輩出。創業者の木村皓一社長(73)が「子どもに関わる会社として若者の夢を応援したい」と、1980年代から取り組んできた。

 野球部は95年秋、軟式野球部を硬式に切り替えて創部され、奈良県広陵町を本拠に翌年から活動。2000年に日本選手権に初出場し、03年の同大会で4強に入った。だが、会社の経営環境悪化により、スポーツ支援は個人競技中心となり、野球部は都市対抗に初出場した直後の05年9月に廃部した。

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