大阪湾にイルカの群れ 約30頭、海上保安庁が撮影
大阪市住之江区の大阪南港沖の大阪湾で31日、海上保安庁の巡視艇が約30頭のイルカの群れを発見し、撮影した画像を公開した。
大阪海上保安監部によると、同日午前9時ごろ、巡視艇「みおかぜ」が南港から約1キロの沖合をパトロール中、水しぶきをあげて泳ぐイルカの群れを発見。海面を跳びはねながら北に向かって移動していたという。同保安監部の板谷修二渉外官(62)は「これまで南港周辺でイルカの群れに遭遇したのは記憶にない」としている。大阪市の水族館「海遊館」の広報担当は「昨年から数件、大阪湾でのイルカの目撃情報が寄せられているが、群れで見つかるのは珍しい」と話している。【竹田迅岐】