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経済観測

官民ファンドが成功する三つの要件=経営共創基盤CEO・冨山和彦

冨山和彦 経営共創基盤CEO

 私を含む民間出身取締役が全員辞める騒動になった産業革新投資機構をはじめ、官の資金をリスクマネーとして民の世界に出資して政策目的を達成する「官民ファンド」の苦戦が目立つ。官民ファンドの原形は、私自身が立法段階から組織の設立、運営、解散までリーダーの一人として関わった産業再生機構である。おかげさまで「元祖」官民ファンドは成功という評価を頂いているが、なぜうまくいったのか?

 まず、収益追求と政策追求が両立する案件が多数存在すること。収益ノーで政策イエスなら補助金でやるべき世界。収益イエスで政策ノーなら純民間が出資すればよい。両立領域、すなわち何らかの「市場の失敗」が起きている領域でのみ官民ファンド型の政策パッケージは存在意義がある。そういう案件がないなら解散すればよい。簡単な話だ。

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