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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-佐藤康光九段 第32局の4

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先手ペース?

 棋士室の検討陣は、と金の存在が大きい先手持ちの見解。だが最善手は続かない。図では[先]6六同銀がまさった。以下(1)[後]6五歩は[先]同桂[後]5五歩[先]6三と[後]5六歩[先]6八角[後]6五桂[先]6四と[後]5七歩成[先]同銀[後]同桂成[先]同玉で続く手が難しい。(2)[後]8四飛は[先]6三と[後]4七歩成[先]同玉[後]3七角成[先]同金[後]4五桂[先]4六角(参考図)で後手自信なし。稲葉は「ちょっと怖すぎた」と[先]6六同銀は見送ってしまった。

 本譜[後]6五歩に[先]5七角は[後]5三金[先]4二歩[後]3五歩[先]2七銀[後]5五歩で指す手がわからず、稲葉は最善でも[先]7二とから千日手と言う。[先]6五同桂と桂は渡すが、角を仕留める順を選んだ。

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【第80期名人戦】

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