首相、日露交渉の方針明かさず ロシアの硬化懸念? 「北方領土は日本固有」と表現せず

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会談前に握手するロシアのプーチン大統領(右)と安倍首相=モスクワのクレムリンで22日、共同
会談前に握手するロシアのプーチン大統領(右)と安倍首相=モスクワのクレムリンで22日、共同

 安倍晋三首相は1日まで3日間にわたって行われた衆参両院本会議での各党代表質問で、北方領土問題を含む日露平和条約締結の交渉方針を明かさなかった。北方領土に関する政府見解だった「日本固有の領土」などの表現も避けた。日本の立場を発信してロシアが態度を硬化させることを避ける狙いとみられるが、野党は「国民への説明が果たされていない」として、政府への追及を強める方針だ。

 「ロシアは言いたい放題だ。自国のポジションすら表明できないのか」。立憲民主党の福山哲郎幹事長は1日の参院本会議で、首相にいらだちをぶつけた。ロシア政府が「(北方領土は)第二次世界大戦の結果、ロシアの主権になった。合法的に手に入れた」と主張するのに対し、首相の発言が煮え切らないからだ。

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