厚労省室長が隠蔽 「賃金構造基本統計」 一斉点検で未報告

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の不正調査に続き、厚労省が公表する「賃金構造基本統計」でも長年にわたりルール違反の調査手法が取られていた問題で厚労省は1日、総務省から一斉点検を求められた際に「賃金統計」の不正を報告しなかったのは、統計を担当する賃金福祉統計室長の判断だったとする内部調査結果を発表した。勤労統計が問題化する中で不正を意図的に伏せていた。隠蔽(いんぺい)の批判は避けられず、厚労省の姿勢が厳しく問われそうだ。

 厚労省の山田雅彦審議官は1日の記者会見で「一定の意図を持って報告しなかったことが明確。隠蔽の意図は否定できない」と述べ、事実関係を詳しく調べたうえで処分する考えを示した。

この記事は有料記事です。

残り789文字(全文1089文字)

あわせて読みたい

ニュース特集