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NYビート

メキシコの麻薬王・エルチャポ裁判傍聴記(2)堂々と国境を越えるコカイン

米当局に押収されたコカイン=裁判資料から

 ニューヨーク市ブルックリン地区の連邦裁判所で、メキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン(通称「エルチャポ」)を被告とする裁判が行われている。麻薬密輸組織「シナロア・カルテル」の首領だ。メキシコに勤務していた8年前から動向を追っていた麻薬王とカルテルの実態を知るため、公判を傍聴している。

「世界で誰よりも多くの麻薬を供給した」と自慢

 エルチャポは1989年から2014年の間にコカインやヘロインなどの麻薬を生産、密輸、販売するシナロア・カルテルを運営して利益をあげたとして起訴された。エルチャポは無実を主張しているが、15年秋に米国の俳優、ショーン・ペンとのインタビューで自らこう自慢している。

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國枝すみれ

1991年入社。英字新聞毎日デイリーニューズ編集部、西部本社福岡総局で警察担当記者、ロサンゼルス支局、メキシコ支局、ニューヨーク特派員を経て、2019年10月から統合デジタル取材センター。05年、長崎への原爆投下後に現地入りした米国人記者が書いたルポを60年ぶりに発見して報道し、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

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