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外見変えて脱ひきこもり
ひきこもりに苦しむ人たちのヘアカットをして、外出を後押しする我孫子市のグループ「ビューティフルライフプロジェクト」(BLP)の代表を務める。「美容師として幅広く活動したい」と目標を話す。
プロジェクトは、JR我孫子駅近くにある勤務先の美容室「アブニール我孫子店」で、定休日を利用して活動する。「外見を変え、自信をつけてもらおう」と、アパレル店長やバーのマスターらメンバー4人と有料でカット、ファッションスタイリング、メーク、人生相談などの総合美容イベントを開いている。
吉沢さん自身、ひきこもりを経験したことが、活動のきっかけ。中学2年の時にいじめに遭い、半年間学校に行けなかった。家族の雰囲気も悪くなり、家にいるのも嫌になった。「どうにかしないといけないな」。気分転換に一人で向かった先は近くの美容室だった。シャイで髪形をうまく伝えられなかった吉沢さんに、30代の男性美容師が優しく接してくれたのに感動した。その後、学校にも通えるようになり、美容師を志したという。
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